入院中の費用について
入院費について
■入院費の計算は毎月末に締切り、翌月の10日頃、医事課担当者が「診療費請求書」を病室へお届けします。受け取られた日から7日以内にお支払いください。
お支払い方法について
■1階会計窓口にてお支払いください。
■退院の方は、当日、窓口にお越し下さい。
(退院が土日祝日の場合は、休み明けにご請求申し上げることもございます)
■会計は午前8:30から午後5:15まで、年中無休で承っております。
■カードでのお支払いもできます。(VISA、Master、JCB、デビット)
健康保険証等の確認について
■健康保険証および各種受給者証は、毎月確認いたしますので、1階受付へご提示ください。
■入院期間中に健康保険証等が変わった場合は、直ぐに1階受付へご提示ください。
医療福祉相談について
■病気に関わる生活上の問題について相談に応じる専任の「医療相談員」がおります。相談をご希望の方は、主治医、看護師にお申し出ください。
入院費について
入院費は、入院診療費と食事の自己負担額(入院時食事療養費)に、個室・特別室の料金、診断書などの文書料等を合算した金額となります。
入院診療費の計算方法について
当院は「入院医療の包括評価(DPC)」の対象病院となっています。
■包括評価(DPC)とは、従来の診療行為ごとの点数をもとに計算する出来高払い方式とは異なり、入院患者さん
の病名や症状に応じて、厚生労働省が定めた1日当たりの定額の点数からなる包括評価部分(入院基本料・検査
・投薬・注射・画像診断等)と、出来高評価部分(手術・麻酔・リハビリ等)を組み合わせて計算する方式です。
■1日当たりの点数は「診断群分類」と呼ばれ、区分ごとに入院期間に応じて定められています。病名や治療の内容
に応じて分類される診断群分類のいずれかに患者さんのご病気が該当すると主治医が判断した場合、包括評価に
よる算定方式で医療費を計算します。ご病気が診断群分類に該当しない場合は、出来高払い方式で医療費を計算
します。
■健康保険法により、入院日・退院日の入院料は入退院の時間に関係なく、それぞれ1日分として算定いたします。
DPC係数
① 基礎係数 1.0451
② 機能評価係数Ⅰ 0.1702
③ 機能評価係数Ⅱ 0.0441
④ 救急補正係数 0.0117
合計係数 1.2711
診断群分類別包括評価(DPC)に関するご質問【Q&A】
Q).DPC制度を導入する目的は何ですか?
A).DPCは国の政策として急性期医療を担う病院を対象に導入されています。その目的は医療の質の向上
と在院日数の短縮にあるとされています。
Q).従来の診療内容と何か変わるのでしょうか?
A).当院では入院中の治療として必要と判断される医療行為は従来通り行いますが、入院して行う必要の
ない検査や医療行為は、入院前もしくは退院後に外来で実施することがあります。
Q).入院医療費の支払いはどのようにかわるのでしょうか?
A).基本的には変わりません。この方法で計算した点数を基に患者さんの保険負担割合に応じて支払い
金額が決まりますので、それをお支払いいただくことになります。ただし、入院後、病状の経過や
治療の内容によって入院当初に計画した診断群分類が変更になってしまった場合には、退院時等に
前月分までのお支払い額との差額を調整させていただくことがあります。
Q).高額療養費制度の取り扱いはどうなりますか?
A).従来どおり高額療養費の取り扱いは変わりません。
Q).平成30年4月前から入院している場合、診療費はどうなりますか?
A).平成30年4月1日前から継続して入院されている患者さんにつきましては、平成30年6月からDPC
制度の対象となります。
Q).入院中に他病院から処方された薬がなくなった場合どうすればいいですか?
A).必ずその都度、看護師へ申し出てください。入院中に他の医療機関の受診を希望する場合も必ず申し
出てください。
何卒ご理解とご協力をお願い致します。
なお、ご質問等ございましたら、1階受付(医事課)にお問い合わせ下さい。