» 在宅療養支援病院に認定されました
令和元年9月から在宅療養支援病院に認定されました
「在宅療養支援病院」とは、24時間体制で訪問診療または訪問看護などの在宅医療を行い、患者さんの在宅療養をサポートする病院のことです。
当院では、患者さんが住み慣れた地域で安心して在宅での療養生活が送れるよう、また、ご家族に囲まれて在宅で最期を迎えることも選択できるよう、「在宅療養支援病院」の認定を受け訪問診療体制を強化することとなりました。
患者さんやご家族の方から24時間連絡を受ける窓口を設置し、訪問看護ステーションとの連携により緊急時の往診にも対応し、必要に応じた医療と看護を提供いたします。緊急時の入院やご家族が介護できないときの入院にも対応します。
【訪問診療】
訪問診療とは、病院へ通院することが困難な患者さんに対して、診療計画を立て医学管理のもと定期的に(たとえば、2週間に1回など)自宅に伺い、定期的、計画的に健康管理を行うことです。
診療や治療のほか、看護、薬の処方、療養指導や相談など、通常病院で行う診療サービスのほとんどを行います。
[具体的な診療・処置内容]
・診察、血圧測定、体温測定などの健康チェック
・点滴、投薬などの治療
・採血、検尿などの検査
・療養上の相談、指導
・床ずれの処置
・酸素療法、経管栄養法など
・経尿道カテーテル、各種ストーマの管理、ケア など
【往診】
訪問診療を行っている患者さんの緊急時に24時間体制で対応します。訪問看護ステーションと連携し必要時は医師が往診に伺います。
○訪問診療の対象となる方には次のような方がいらっしゃいます。
・病気や障害、歩行困難などで病院への通院が困難な方
・外来の待ち時間が大変という方
(長時間座った姿勢を保つことが困難な方、認知症により待つことが困難な方など)
・退院後の療養を住み慣れた自宅で行いたいという方
・自宅で医療ケアが必要な方
・終末期の療養生活を自宅で過ごしたい方
自宅での療養生活には、さまざまな悩みなどがあると思います。当院では専門スタッフが常勤しております。悩みを抱えず、気軽に相談してみましょう。
能代山本医師会病院は在宅療養支援病院として、他の医療機関とも連携をし、24時間365日、地域の方々の自宅療養をお手伝いいたします。
標準的な自己負担額について
・在宅医療は、各種保険が適用されます。
・標準負担額は、月2回の定期訪問及び24時間365日往診対応体制に対する1か月あたりのおおよその金額で
す。
※1『重症度の高い患者さん』とは、つぎのような別に厚生労働大臣が定める状態の患者さんです。
①末期の悪性腫瘍、法律に規定する指定難病などの疾患に罹患している状態
②人工呼吸器の使用、気管切開の管理などの処置を実施している状態
ご相談窓口 緩和ケア認定看護師
医療相談員(MSW)
電 話 0185-58-3311